パナソニックホールディングスは、2月4日に開催したグループ経営改革に関する説明会をオンラインで開催し、現在7つあるグループのうち事業会社「Panasonic」を解散し、6つにのグループに再編することを発表しました。
パナソニックは、かつて日本の家電業界で圧倒的な地位を築いていましたが、近年、その存在感は薄れつつあります
本記事では、パナソニックの家電事業が衰退したと考える5つの主な理由を探っていきます。
「Panasonic」社名が消える?

パナソニックホールディングスが、事業改革の1つとして、テレビ事業の撤退や売却を検討していることがわかりました。
パナソニックホールディングスは4日、家電や空調などを手掛けている中核子会社の「パナソニック」を解散し、事業ごとに3つに分社化する方針を明らかにしました。
それぞれに「パナソニック」の名前を残すかは、決まっていないということです。
来年度からの改革の一環として行うもので、他にも、家電などの収益性の低い事業の見直しや、早期退職の募集による人員の削減などを行い、3000億円以上の収益改善を目指すということです。
そのうえで、採算が悪化しているテレビ事業については、「売却する覚悟はあるが、現状では買ってくれる企業はないと考えている」としていて、今後、撤退や売却などを検討するとしています。
パナソニック解散、分社化へ 社名消える可能性 テレビ事業撤退や売却検討も「買ってくれる企業ない」人員削減し収益改善目指す(読売テレビ) - Yahoo!ニュースパナソニックホールディングスが、事業改革の1つとして、テレビ事業の撤退や売却を検討していることがわかりました。 パナソニックホールディングスは4日、家電や空調などを手掛けている中核子会社の「パ
4日の報道では、撤退や売却の検討と出ていますが、パナソニックホールディングスは報じられた撤退、売却の事実は現時点ではないと発表しています。
それぞれに「パナソニック」の名前を残すかは、決まっていないということです。
来年度からの改革の一環として行うもので、他にも、家電などの収益性の低い事業の見直しや、早期退職の募集による人員の削減などを行い、3000億円以上の収益改善を目指すということです。
そのうえで、採算が悪化しているテレビ事業については、「売却する覚悟はあるが、現状では買ってくれる企業はないと考えている」としており、今後、撤退や売却などを検討するとしています。
同社は一連の報道について、「テレビ事業を含む課題事業に関しましては、抜本的な収益構造の変革に向けて、あらゆる可能性を視野に検討しておりますが、売却・撤退も含めて現時点で決定している事実はありません」と述べている。
パナソニック、テレビ事業の売却撤退検討と報道 「決定した事実はない」(アスキー) - Yahoo!ニュースパナソニックホールディングス(HD)は2月4日、一部メディアが報じたテレビ事業撤退の可能性について、コメントを発表した。
また、テレビ事業ほどではありませんが、キッチン家電も伸び悩んでいるようで、抜本的な改革を行うとのことです。
パナソニックの家電事業が衰退した理由

理由1. プラズマテレビへの巨額投資と市場の変化
2000年代、パナソニックはプラズマディスプレイに巨額の投資を行い、テレビ市場での主導権を握ろうとしました。しかし、液晶パネルの技術革新とコスト競争力の向上により、消費者の需要は液晶テレビにシフトしました。この市場の変化に適応できず、結果としてテレビ事業の縮小を余儀なくされました。
2. 中国メーカーの台頭と価格競争の激化
近年、中国の家電メーカーが急速に成長し、特に洗濯機、冷蔵庫、調理家電などの分野でシェアを拡大しています。これにより、パナソニックは価格競争力の面で劣勢に立たされ、市場シェアを失う結果となりました。
3. 経営戦略の遅れと組織の硬直性
パナソニックは製品やビジネスモデルの変化に対する対応が遅れたと指摘されています。さらに、事業部間の縦割り体制や人事の硬直性が、迅速な意思決定や革新的な取り組みを阻害し、競争力の低下を招きました。
4. 高級家電と低価格家電の戦略ミスマッチ
パナソニックは高級家電の拡充と低価格家電の強化を目指してきましたが、市場の二極化に対応しきれませんでした。高価格帯製品では一定の成果を上げたものの、全体的なシェアは低下傾向にあり、戦略の再考が求められています。
5. グローバル市場での競争力低下
かつては世界的なブランドとして知られていたパナソニックですが、近年ではグローバル市場での存在感が薄れています。特に新興国市場での競争力低下が顕著であり、現地ニーズに合った製品開発やマーケティング戦略の不足が一因と考えられます。
まとめ
パナソニックの家電事業が衰退した背景には、技術投資の判断ミス、市場競争の激化、経営戦略の遅れ、組織の硬直性、そしてグローバル市場での競争力低下など、複数の要因が絡み合っています。
今回の件に対する声を確認してみると、Panasonicのブランドを捨ててしまう可能性があることに対しての心配の意見が多数見られました。やはり、ブランドには大きい力があると感じますし、会社が残っていてもブランド名が変わっていると、全体の売り上げへの影響も出てしまうのではないかと感じてしまいます。
今回はPanasonicの家電事業が衰退したと考えられる5つの理由を探りました。
今後の展開にも注目ですね。
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