mekka(@mekka_33)です。我が家では最近、自分の地域はどの種類の災害リスクがあるか、緊急時の避難場所や持ち出すものなどについて話し合う機会が増えました。いつ起こるか分からない南海トラフ地震や土砂災害への準備のためにまとめたので、このblogが防災グッズ見直しのきっかけになればと思います。
自然災害への備え:安全と準備の重要性
1,災害の種類とリスクの認識
地域ごとの主な自然災害の種類とそのリスクを理解することが重要です。地震、洪水、台風、火山噴火など、どのような災害が起こりやすいのか把握しましょう。地域の歴史的なデータや専門家の助言を参考にすることが役立ちます。
2,家族やコミュニティの計画立て
家族や近隣の人々と協力して、災害時の行動計画を立てましょう。避難場所や緊急連絡先の確認、ペットや高齢者のケアなど、事前に話し合っておくことが大切です。特に、特別なケアを必要とする人々がいる場合は、そのニーズに合わせた計画を作成しましょう。
3,緊急用品の準備
災害時には、最低限の生活用品や医薬品が必要になる場合があります。非常食、飲料水、ラジオや懐中電灯、予備の衣服などを備えておくことが重要です。これらの備品は、可能な限り耐久性のあるものを選び、定期的に点検しておくことが推奨されます。
4,家屋の耐震化と保険の確認
特に地震が多い地域では、家屋の耐震化が重要です。専門家による建物の点検や補強を行い、地震に備えましょう。また、適切な災害保険の加入も忘れずに行いましょう。災害後の復旧や修理において、貴重なサポートとなります。
5,災害発生時の冷静な対応
災害が発生した際には、冷静さを保つことが肝要です。家族や近隣との連携を密にし、指示された避難勧告や安全な行動を迅速に実行することが、被害を最小限にするための鍵です。
自然災害は予測できないものですが、準備と計画を事前に行っておくことで、安全を確保することが可能です。地域の防災計画にも積極的に参加し、コミュニティ全体での備えを強化することも大切です。災害に対する意識と備えを常に忘れずに、安全な生活を送るための基盤を築きましょう。
非常時の備えチェックリスト
①非常用キット
- 非常食(保存食、缶詰、乾燥食品など)と飲料水(1日あたりの必要量を考慮して)
- 懐中電灯(予備の電池を含む)
- ラジオ(非電源式、または充電式)
- 予備の衣服と防寒具
- 緊急用医薬品(必要な処方薬、絆創膏、消毒薬など)
- マルチツールやナイフ
- 衛生用品(トイレットペーパー、濡れタオル、使い捨ての容器など)
②重要書類と連絡先
- 身分証明書やパスポートのコピー
- 保険証書
- 重要な連絡先(家族、友人、職場、学校、医療機関など)
③家族やペットのための準備
- 家族やペットの特別なニーズに対応するアイテム(特に幼児や高齢者、ペットの場合)
- ペットの食料、水、医薬品、キャリア
④住居関連の準備
- 家屋の耐震性の確認と補強(地震や強風に備えて)
- 災害保険の確認と更新
- 災害時の避難場所の確認と準備(避難経路の確認)
⑤コミュニケーション手段
- 携帯電話と充電器(予備のバッテリー、ソーラー充電器なども)
- 緊急用の通信手段(ラジオ、インターネット接続が可能な機器)
小さな子供を持つ家庭の非常時準備リスト
①飲料と水
- 非常食と飲料水: 小さな子供用の非常食(乳児用のミルク、離乳食、栄養補助食品など)と水を備蓄する。特に乳幼児の場合は、日常の摂取量に基づいて計算する。
②衣類と寝具
- 予備の衣類と寝具: 子供の成長に合わせた予備の衣服、暖かい寝具を準備する。特に寒冷地域では防寒具も重要。
③医療品と衛生用品
- 乳幼児用医薬品: 乳児用の医薬品(発熱時の解熱剤、消化器系の薬など)を含む緊急用医薬品を準備する。
- 衛生用品: おむつ、濡れタオル、使い捨てのおむつ用具などの衛生用品をストックする。
④安全と快適な環境の確保
- おもちゃやストーリーブック: 災害時のストレスを軽減するために、お気に入りのおもちゃや絵本を用意する。
- 安全な場所の確保: 災害時の避難場所や避難所で、子供が安全に過ごせるスペースを確保する。
⑤子供の心の準備とコミュニケーション
- 子供向けの説明と心の準備: 災害時の状況を子供にわかりやすく説明し、安心させる。
- 家族とのコミュニケーションプラン: 災害時に家族とどのように連絡を取るかを決めておく。
⑥特別なケアとニーズへの対応
- 特別なケアを必要とする子供: 特別な医療ニーズを持つ子供の場合は、そのニーズに合わせた医療機器や薬の準備を忘れない。
これらの準備が整っていれば、災害時に家族全員が安全で快適な環境で過ごせる確率が高まります。特に小さな子供を持つ家庭では、早めに準備を整えておくことが重要です。
避難所では防寒・着替えに「ラップタオル」があると安心です。
土砂災害発生時の対応策
1,安全確保と避難
- 安全な場所への避難: 土砂災害が発生したら、速やかに安全な場所へ避難しましょう。高い場所や避難所など、土砂災害の影響を受けにくい場所を選びます。
- 家屋からの避難: 土砂災害が近くに迫っている場合、家屋から速やかに避難します。階段を利用して安全に外部に出るようにしましょう。
2,緊急連絡と通報
- 緊急通報: 土砂災害が発生したことを速やかに救助隊や地方自治体に通報します。緊急通報番号(119番など)を利用し、現場の状況を正確に伝えましょう。
3,情報収集と警戒
- 情報収集: 土砂災害の進行状況や影響範囲について、正確な情報を収集します。地元の防災行政無線やテレビ、ラジオなどのメディアを活用し、最新情報を確認します。
- 警戒と避難指示の遵守: 避難指示や警戒情報が発令されている場合、これに従い、速やかに安全な地域へ移動します。
4,被害の拡大防止と自己防衛
- 周囲の安全確認: 他の家族や近隣住民の安全を確認し、必要ならば協力して避難を支援します。
- 自己防衛: 現場での行動において、自己の安全を最優先にします。土砂災害の場合、二次災害や再発を警戒し、注意を怠らないようにします。
5,復旧と支援活動
- 復旧作業と支援: 土砂災害が収束した後は、復旧作業や被災者支援活動が開始されます。地域社会の連帯を固め、迅速かつ効果的に支援を行います。
土砂災害が発生した場合は、迅速に避難し、安全確保と情報収集を行うことが重要です。地域の防災計画や緊急時の行動指針に従い、冷静かつ迅速に対応することが被害を最小限に抑える鍵となります。
南海トラフ地震で想定される震度や津波の高さ
政府の中央防災会議は、科学的に想定される最大クラスの南海トラフ地震(以下、「南海トラフ巨大地震」という)が発生した際の被害想定を実施しています。
この被害想定によれば、南海トラフ巨大地震がひとたび発生すると、静岡県から宮崎県にかけての一部では震度7となる可能性があるほか、それに隣接する周辺の広い地域では震度6強から6弱の強い揺れになると想定されています。また、関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い地域に10mを超える大津波の襲来が想定されています。
過去の南海トラフ地震
南海トラフ地震の過去事例を見てみると、その発生過程に多様性があることがわかります。宝永地震(1707年)のように駿河湾から四国沖の広い領域で同時に地震が発生したり、マグニチュード8クラスの大規模地震が隣接する領域で時間差をおいて発生したりしています。さらに、隣接する領域で地震が続発した事例では、安政東海地震(1854年)の際には、その32時間後に安政南海地震(1854年)が発生し、昭和東南海地震(1944年)の際には、2年後に昭和南海地震(1946年)が発生するなど、その時間差にも幅があることが知られています。
※気象庁HPより引用
まとめ
我が家は断水を経験した際に、新たに生活用水を入れるタンクや備蓄・車用の防災グッズも購入しました。この他にも、持ち運び用のリュックを準備しています。
まだ小さい子供もいるため、衛生用品・乳幼児用医薬品・予備の衣類や寝具を見直して、取り出しやすい場所に保管しようと思います。
そして近くに住む親せきやお友達が避難できるように、安全に長時間を過ごすために家具を置かない部屋を1つ準しておきます。
これからも防災情報を収集し、安全対策を強化します!
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