2025年3月11日で、東日本大震災から14年を迎えます。今年も全国各地で追悼や復興支援のイベントが開催されますが、現地に行くのが難しい方でも、オンラインやSNSを通じて震災を忘れず、支援の気持ちを形にすることができます。本記事では、オンラインで参加できるイベントやSNSを活用した支援方法をまとめます。
オンラインで参加できる3.11関連イベント
福島県オンライン献花
【参考資料】PR TIMES プレスリリースhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000105750.html
多くの方に追悼や復興を祈念していただくため、以下の特設サイトでオンライン献花を受け付けしています。サイト上でお花を選ぶだけでどなたでも献花することができ、お名前やメッセージも記入できます。ぜひ皆さんの想いをお寄せください。
受付期間:令和7年3月1日㈯~3月24日㈪ 17:00まで
献花サイト:https://311fukushima.jp/
3.11メモリアルイベント2025(オンライン配信)
【参考資料】東日本大震災 原子力災害 伝承館https://www.fipo.or.jp/lore/archives/7491
当館を会場に3月8日㈯から11日㈫まで、「3.11メモリアルイベント2025」が開催されます。
東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故から14年。イベントを通して犠牲となった方々を悼み、震災と原子力災害の記憶や福島の今を発信します。
詳細は【参加無料】3.11メモリアルイベント2025をご覧ください。
石巻市「3.11のつどい」ライブ配信
【参考資料】東日本大震災追悼3.11のつどい実行委員会・がんばろう!石巻の会https://ishinomaki-311-tsudoi-2024.jimdofree.com/
会場へ直接来られない方のために、動画投稿サイトYouTubeにてライブ配信を行います。(14時~22時くらいを予定)
詳しくはこちら(YouTube配信ページ)
せんだいメディアテーク「星空と路‐3がつ11にちをわすれないために‐(2025)」
【参考資料】せんだいメディアテーク企画・活動支援室3がつ11にちをわすれないためにセンター https://recorder311.smt.jp/information/70438/
せんだいメディアテークは2011年5月3日、東日本大震災という大きな出来事に向き合い、ともに考えるために、「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(略称:わすれン!)を開設しました。
「わすれン!」には、市民、専門家、アーティストなどさまざまな立場の人びとが参加し、ともに震災にまつわる事柄を記録し、発信しています。
「星空と路(みち)」は、センターの参加者による記録を紹介する展示やイベント、そしてこれまでに寄せられた記録の利活用の試みの場として、毎年3月に開催しています。個々のまなざしがとらえた記録を通して、これまでの道のりとこれからの歩みを考える時間を過ごすことができれなと思います。
会場:せんだいメディアテーク
入場無料・申込不要[展示]
●2025年3月11日(火)〜3月16日(日)10:00-18:00 1F オープンスクエア ※初日のみ13:00開場
●2025年3月18日(火)〜4月20日(日)9:00-22:00 7Fラウンジ・スタジオa ※3月27日(木)はお休み[関連イベント]
●2025年3月15日(土)14:00-16:30
わすれン!記録活動ミーティング——能登から/能登へ——
●2025年3月16日(日)14:00-16:30
てつがくカフェ 第94回「小さな声を重ねる—震災から14年が経過して」*イベント詳細は下記をご参照ください。
東日本大震災の被災地支援のために、寄付やふるさと納税を行う方法
寄付金は「支援金」と「義援金」の2種類
◆支援金
支援金は、被災地で救命活動や復旧活動を行う支援団体へ届く寄付金です。被災地に素早く届いて柔軟に活用されます。
◆義援金
義援金は地震で支援団体ではなく被災された方に届く寄付金です。被災者数などの情報を把握してから公平・平等に分配するため、災害発生から配布までに時間がかかります。
【参考資料】一般財団法人 あしなが育英会 https://www.ashinaga.org/media/column/7669/
あしなが育英会は、東日本大震災発生直後後に、被災地の避難所を訪ね遺児を探す活動をおこないました。そして、0歳~大学院生までの2,083人の遺児に対して、返還不要の特別一時金(1人あたり約282万円)を給付しました。その後も岩手県と宮城県に拠点を設け、東日本大震災遺児への支援を続けています。
ふるさと納税による支援
【参考資料】総務省 ふるさと納税ポータルサイトhttps://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/sitemap/
【参考資料】さとふる https://www.satofull.jp/static/instruction01.php
【参考資料】楽天ふるさと納税 https://event.rakuten.co.jp/furusato/
民間のふるさと納税サイトとして、「さとふる」や「楽天ふるさと納税」などもあります。これらのサイトでは、各自治体への寄付や返礼品の情報を観覧し、申し込みを行うことが可能です。
まとめ
私自身、この震災がおこった当時は神奈川県に住み、妊娠7か月の妊婦でした。不安の中で長女をお腹に抱えながら過ごしたあの日の事を、今でも鮮明に覚えています。あれから14年が経ち、娘も14歳になります。私たち家族は毎年3月11日が近づくと、あの日の出来事を振り返り、話をしています。
今年も全国各地で追悼や復興支援のイベントが開催されますが、現地に行くことが難しい方でもオンラインやSNSを通じて震災を忘れず、支援の気持ちを形にすることができます。
寄付やふるさと納税を行う際の注意点
- 信頼性の確認:寄付先の団体や自治体の信頼性を確認しましょう。
- 税控除の手続き:寄付金控除を受けるためには、所定の手続きが必要です。
- 最新情報の確認:各団体や自治会の公式サイトで最新の情報を確認しましょう。

自分に合った方法で、継続的な支援を検討しましょう。
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